10MTV サービス概要・会員登録 産経iD新規登録(無料)・ログイン
誤解?バイアス?「理解する」の不思議

誤解?バイアス?「理解する」の不思議

 
私は本当に「理解」できているか? 「間違えた理解」をしていないか?――考えれば考えるほど、人間はどうやって理解するのか不思議に思えてきます。しかも「わかっているつもり」になっていたり、何らかの誤解やバイアスが働いてしまっていたりすることも多いので、なかなか難儀です。理解することの奥の奥を教えてくれる講義をピックアップしてみました。

なぜ「何回説明しても伝わらない」のか?鍵は認知の仕組み

何回説明しても伝わらない問題と認知科学(1)「スキーマ」問題と認知の仕組み

なぜ「何回説明しても伝わらない」という現象は起こるのか。対人コミュニケーションにおいて誰もが経験する理解や認識の行き違いだが、私たちは同じ言語を使っているのになぜすれ違うのか。この謎について、ベストセラー『「何...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/11/02
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事

誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム

認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門

人間の営みを支えているのは高度な認知機能だが、複雑な社会行動を司るその認知機能は同時に多くの偏り(バイアス)を含んでいる。誰もが陥るその「認知バイアス」には、いったいどのような危うさ、あるいは可能性が秘められて...
収録日:2022/05/26
追加日:2022/10/11
鈴木宏昭
元青山学院大学 教育人間科学部教育学科 教授

非合理なのに誰もがハマる「概念のバイアス」とは

〈続〉認知バイアス~その仕組みと可能性(1)概念のバイアス〈前編〉

私たちは日々、さまざまな情報を処理し、判断や思考をしている。そのプロセスを支えるのが、経験から通して得られる概念の知識と、それを用いて情報をカテゴリー化する認知機能である。しかし、人間にとって基本的であるこれら...
収録日:2023/01/23
追加日:2023/04/07
鈴木宏昭
元青山学院大学 教育人間科学部教育学科 教授

認知機能を高めるのに必要なのは脳トレではなく有酸素運動

「怒り」の仕組みと感情のコントロール(5)認知能力の鍛え方

近年、「脳トレ」という脳の認知機能向上を目指したトレーニングが話題となっているが、これまでの研究の結果、脳トレが日常の生活に必要な能力の向上に寄与することはほとんどないことが分かっている。むしろ、ウォーキングな...
収録日:2020/11/10
追加日:2021/03/24
川合伸幸
名古屋大学大学院情報学研究科教授

なぜ算数が苦手な子どもが多いのか?学力喪失の真相に迫る

学力喪失の危機~言語習得と理解の本質(1)数が理解できない子どもたち

たかが「1」、されど「1」――今、数の意味が理解できない子どもがたくさんいるという。そもそも私たちは、「1」という概念を、いつ、どのように理解していったのか。あらためて考え出すと不思議な、言葉という抽象概念の習得プロ...
収録日:2025/05/12
追加日:2025/10/06
今井むつみ
一般社団法人今井むつみ教育研究所代表理事

「心と感情」とは何か、行動生態学から考える大事な問題

心と感情の進化(1)そもそも「心と感情」とは何なのか

「心と感情」を分析したり定義したりするのは難しい。行動生態学から考えると全ての基礎は、動物は「動ける」ということだ。そのため、つねに新しい状況に直面し、そのつど何をするかを決めなくてはいけない。その行動選択と意...
収録日:2022/04/21
追加日:2022/07/31
長谷川眞理子
総合研究大学院大学名誉教授

ChatGPTは考えてない?…「AIの回答」の本質とは

ChatGPT~AIと人間の未来(1)ChatGPTは何ができて、何ができないか

オープンAI(マイクロソフト)の「ChatGPT」やグーグルの「Bard」は、“対話型の生成AI”と呼ばれ、私たちの質問に対して分かりやすい文章で答えてくれる。一見すると、ChatGPTも「考えて」答えを返してきているように見える。し...
収録日:2023/03/15
追加日:2023/05/18
西垣通
東京大学名誉教授

関連特集

秋に「人間力」を実らせる(令和8年版)

「実りの秋」には、ぜひ自分自身の「人間力」も「実り多き」ものとしたいもの。大好評の「人間力」シリーズの最新令和8年(秋)セレクションです。今回は、「ストレス」や「甘…

「学び」こそが人と社会を劇的に変える

世の中には、効果が不確かなものが数多あります。しかし、確実に変えてくれるものがあります。それこそ、「学び」です。学びは断じて「子供だけのもの」ではありません。大人…

人間的成長を考える

「大人になってからの人間的成長」は、やはり幼少期から青年期の人間的成長とは、まったく趣を異にします。もちろん人間、死ぬまで成長しつづけられるものではあります。しか…

夏の終わりの哲学特集(令和8年版)

夏の終わりの気分は、いかなるものでしょうか。あるいはそれは、初恋であったり学生時代の怒涛の日々であったりが、もはや遠くなってしまったことに気づいたときの、懐かしさ…

自由喪失の危機に学びたい自由主義

自由は失ってはじめて、その貴重さに気づくもの――。私たちはもしかすると、あとから振り返って「あのときが」と思うような局面の入り口に立っているのかもしれません。価値観…

お盆とあの世を考える

迎え火を焚いてご先祖様をお迎えし、いらっしゃったご先祖様をおもてなしし、送り火を焚いてお見送りする――。お盆は、日本人がとても大切にしてきたしきたりです。ところで、…

その他の特集

第2期のトランプ大統領と中間選挙を考える

2026年11月3日、アメリカで「中間選挙」が行なわれます。大統領の任期4年の中間で行なわれるアメリカ上下両院の選挙で、上院では100議席中の35議席が、下院では全435議席が改…

心を揺さぶる美しい日本語

美しい言葉、素晴らしい言葉を聞いて、心が震えたことはありますか? 日本語には、長い歴史のなかで、そして変化にとんだ至高の自然美のなかで培われてきた数々の言葉があり…

あらためて考える台湾危機

常に中国をめぐる国際問題を論ずるうえで話題に上る「台湾危機」。しかし、それは必ずしも「武力侵攻」の形をとるとはかぎりません。はたして、どのような危機が考えられるの…