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新着一覧

人生100歳時代のウェルビーイング実現へ抗加齢医学を活用

新しいアンチエイジングへの挑戦(4)人生100歳時代の健康医療

最新医学の手法を活用すれば、遺伝子を調査することでさまざまな健康状態が読み取れる。しかし、専門領域に閉じる医療現場では、なかなかその知見が生かしきれない現実がある。ではどうすればいいのか。そこで抗加齢医学を大い...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/10/31
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

プーチンがいなくなっても終わらない…戦争終結の条件とは

ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(7)ロシア・ウクライナ戦争の終わり方

長期化するロシア・ウクライナ戦争だが、諸外国の思惑と不安が錯綜する中、ロシアの完全撤退を求めるウクライナと、それを拒むロシアという、どちらにとっても負けられない戦争が続いているという状態だ。では、この戦争が終わ...
収録日:2024/07/25
追加日:2024/10/30
廣瀬陽子
慶應義塾大学総合政策学部教授

毎年100万人ずつ減少…急降下する日本の人口問題を考える

教養としての「人口減少問題と社会保障」(1)急速に人口減少する日本の現実

昨今、日本において「少子化」や、それに伴う「人口減少」が大きな話題となっている。なぜ少子化や人口減少は問題なのか。どうすれば解決できるのか。それについて考えるための前提知識として、まずは日本の人口が歴史的にどの...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/10/29
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事

「胡蝶」の中の玉鬘…その文章の綴り方の妙は古今独歩

日本語と英語で味わう『源氏物語』(3)親子の物語と自然の描写

『源氏物語』は光源氏の色恋物語であると同時に親子の物語でもある。そして、そこには重要なテーマが二つあるという。一つは、光源氏にとっての「正妻」とは何かということ。もう一つは、この物語を彩っている、写実的で情感豊...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/10/28

二大政党化のはずだが…選挙区制の目的が達成できない理由

「議会と民主主義」課題と処方箋(2)小選挙区比例代表並立制の大問題

政策本位の政治や、政権交代の可能性を目指して導入された小選挙区制であるが、多様な意見の反映には課題が多い。また、二大政党や政権交代の実現にはまだまだ距離があるが、比例代表や並立制の機能も十分に活用されているとは...
収録日:2024/06/07
追加日:2024/10/27

幸運の火打石――闇夜に不案内な土地を旅する者への忠告

『マカーマート』から読む政治家の運(4)幸運の火打石

時の運は決して持続的には働かない。運よく地位を上げた人も、次の瞬間は分からない。悲運に見舞われ挫折したリーダーをサポートすることこそ、人にとって「あらまほしき」ことなのだ。運が天から降ってくるのをただ待つよりも...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/26
山内昌之
東京大学名誉教授

運の変化に逆ギレ!?運に恵まれた人に訪れる試練のとき

『マカーマート』から読む政治家の運(3)権力者を訪れる試練

法治国家の最高権力者は、政権を掌握したその日から権力を失うことを覚悟しなければならない。彼をその地位に導いたのは運であり、運の本質は気まぐれなものだ。『マカーマート』は万人に対し、「罪悪招く原因より身をば離るが...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/26
山内昌之
東京大学名誉教授

契機はリスボン大地震…ルソーが中間団体を考えなかった訳

独立と在野を支える中間団体(2)中間団体なきルソーの「社会契約論」

中間団体について深く考える上でルソーの『社会契約論』は基本的な議論の1つといえる。『社会契約論』では、個人が契約して国家を形成し、そこで形成された一般意志に皆が従い、犠牲を払うというものだが、そこには中間団体とい...
収録日:2024/06/08
追加日:2024/10/25
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

誇りを奪い取れば、人間性はあっという間に壊れる

対談・反生命論(2)なぜ「才」より「魂」が重要か

平安時代の貴族は、普段は雅な生活に惑溺しているようでいても、いざ海賊など海外勢力の侵攻などがあった場合には、討伐に行く姿勢を崩さなかったために尊敬された。もし、「才」つまり勉強の力がどれほど優れていたとしても、...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/10/25

紀元前から実践、世界中で注目されるファスティングの効果

新しいアンチエイジングへの挑戦(3)選食とファスティングで防ぐ老化

「テロメア」や「生物学的年齢」など人の寿命を予測する指標がアンチエイジング研究の中で見いだされ、アンチエイジングに有効な方法も具体的に明らかになってきている。今回は、古くから断食として知られる「ファスティング」...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/10/24
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

出稼ぎかテロリストか…旧ソ連諸国からの労働移民の現実

ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(6)狭間の政治学で考える旧ソ連諸国

いまだ予断を許さないロシア・ウクライナ戦争。その今後を展望するためには、旧ソ連諸国がいかに生き残っていくかを考える「狭間の政治学」という視点が重要だ。タジキスタン、ウズベキスタン、キルギスなどの小国は、大国とい...
収録日:2024/07/25
追加日:2024/10/23
廣瀬陽子
慶應義塾大学総合政策学部教授

理想主義的か利己主義的か…アメリカ史から考える孤立主義

アメリカの理念と本質(10)二つの孤立主義と30年周期説

孤立主義の中には「理想主義的な孤立主義」と「利己主義的な孤立主義」がある。これはしっかり区別しなければいけないが、アメリカの歴史の文脈でいえば、本当は「理想主義の孤立主義」なのだと中西氏は言う。実際にアメリカは...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/10/22
中西輝政
京都大学名誉教授

平安時代から続く伝統…『源氏物語』の最大の特色は口承性

日本語と英語で味わう『源氏物語』(2)『源氏物語』が描いたリアリティ

時代を越えて読み継がれる『源氏物語』の魅力は、人間のリアリティがとことん描かれていることにある。愛読者だったという藤原道長はもちろん、白河上皇や本居宣長といった、その後の歴史的人物にも愛され、いろいろと論じられ...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/10/21

世襲、官僚、叩き上げ…3つの国会議員の是非を議論する

「議会と民主主義」課題と処方箋(1)日本の国会議員の3パターン

極端な主張や馬鹿げたパフォーマンスをする政党の乱立、政治の混迷など、日本のみならず世界の各地で議会制民主主義の問題点が噴出している。さらに、政治家になる人材について、「劣化」が指摘されることさえある。ついつい絶...
収録日:2024/06/07
追加日:2024/10/20

総選挙・米大統領選の課題を「自分ごと」として考える

【緊急講義】混迷する日米政治と日本の国益

2024年9月27日の自民党総裁選で石破茂氏が勝利を収め、第102代・石破茂内閣が組閣されるも、すぐに解散・総選挙(10月27日投開票)となりました。また、アメリカの大統領選挙も、バイデン大統領が2024年7月21日に大統領選挙から...
収録日:2024/10/16
追加日:2024/10/19
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

日本政治史に残る大記録…5回目の挑戦で勝敗を分けたのは

『マカーマート』から読む政治家の運(2)リーダーの資質と時の運

政治家のように選挙で選ばれる人に毀誉褒貶はつきものだ。しかし、昨今の批判は若干的外れで、リーダーとしての資質を問う議論は少ない。「時の運」に支配される政治闘争においては、勝っても負けてもリーダーに必要なのは、仲...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/19
山内昌之
東京大学名誉教授

石破新総裁誕生から考える政治家の運と『マカーマート』

『マカーマート』から読む政治家の運(1)中世アラブの知恵と現代の日本政治

人間とりわけ政治家にとって運がいいとはどういうことか。それを考える上で読むべき古典がある。それが中世アラブ文学の古典で教養人必読の書ともいえる、アル・ハリーリー作の『マカーマート』である。巧みなウィットと弁舌が...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/19
山内昌之
東京大学名誉教授

家族も企業も学校も…人間が必ず属する中間団体という社会

独立と在野を支える中間団体(1)「中間団体」とは何か

社会の中で「中間団体」なるものの果たす役割は重要だと片山氏は語る。では「中間団体」とはいったい何か。また、なぜ重要なのか。近代社会ではよく“国家対個人”という構図でクローズアップされるのだが、それではあまりにもサ...
収録日:2024/06/08
追加日:2024/10/18
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

人の評価ではなく、自分が好きだと思ったものを選ぶ

対談・反生命論(1)権威ではなく自分に従う

日本の画商に聞くと、日本人で純粋に自分が好きな絵を集めている人は、ほぼいないのだという。では、何で選んでいるかといえば、権威であったり、人の評価であったりである。言いたいことを言う。選びたいものを選ぶ。そういう...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/10/18

若返りは可能!?今こそ抗加齢医学を社会実装するタイミング

新しいアンチエイジングへの挑戦(2)アンチエイジングの現在地

加齢による変化、つまり老化を制御することはできるのか――「人生100年時代」ともいわれる今、どれだけ健康に若々しく長生きできるかは誰しもが気になるところだが、最新の研究では、身体の老化を抑え若さを保つアンチエイジング...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/10/17
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

ロスアトムは制裁外…世界に影響を与えるロシア原子力産業

ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(5)持てる国の強みとグローバルサウス

「持てるもの」の強み――ヨーロッパの国々からの制裁をかわし、継戦能力を維持しているロシアには、エネルギーと食糧という豊富な資源がある。それらを武器に制裁への報復も仕掛けているロシアだが、中でも注目すべきは世界に影...
収録日:2024/07/25
追加日:2024/10/16
廣瀬陽子
慶應義塾大学総合政策学部教授

起源は南北戦争…アメリカ再建への道とリンカーンの演説

アメリカの理念と本質(9)南北戦争の意義とリンカーンの理念

アメリカには共和主義と自由主義が並立している。共和党と民主党の二大政党は、それを象徴する存在である。しかし南北戦争の前は、国家主義がフロンティア精神を誘発し、権力者が弱者をないがしろにしていた。南北戦争はアメリ...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/10/15
中西輝政
京都大学名誉教授

謎多き紫式部の半生…教養深い「女房」の役割とその実像

日本語と英語で味わう『源氏物語』(1)紫式部の人物像と女房文学

日本を代表する古典文学『源氏物語』と、その著者である紫式部は、NHKの大河ドラマ『光る君へ』の放映をきっかけに注目が集まっている。紫式部の名前は誰もが知っているが、実はその半生や人となりには謎が多い。いったいどのよ...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/10/14

ノイズを楽しむ――半身社会の「読書と教養のすすめ」

なぜ働いていると本が読めなくなるのか問答(2)ノイズと半身社会の処方箋

「読書はノイズを含むもの」と語る三宅香帆氏。ノイズとは知りたいことの背景となる知識やその後ろにある歴史的文脈を教えてくれるものだが、仕事が忙しく余裕がなくなってくると、そうした周辺情報がまさにノイズだと感じてし...
収録日:2024/08/26
追加日:2024/10/13
三宅香帆
文芸評論家

ポスト・プーチンは誰なのか?鍵を握る2つの人事に注目

ロシア「内政・経済・外交」の真実(3)プーチン政権の長期化と日本の対応

2024年5月、第5期となる任期をスタートさせたプーチン。最長で2036年まで続くことになったプーチン政権は、国内の経済や軍事を強化し、排外主義のさらなる加速をにらんでいるようだ。その状況を分析した上で、今後日本はロシア...
収録日:2024/07/08
追加日:2024/10/12
上月豊久
元駐ロシア日本国特命全権大使

イランの外交的メッセージが示す意味と世界への影響

ペゼシュキアン大統領とイラン・イスラエル(4)核保有への野心と外交的メッセージ

沈黙から一歩踏み出したイランにおいて、新大統領が最優先課題とするのはイスラエル関係における「沈黙の続行」だろうと思しい。また、核保有への野心を捨てないイランだが、沈黙の影に隠れているのは最高指導者ハメネイ師で、...
収録日:2024/08/07
追加日:2024/10/11
山内昌之
東京大学名誉教授

だべったら生存期間が倍に…ストレスマネジメントの重要性

新しいアンチエイジングへの挑戦(1)患者と伴走する医者の存在

「百年健康」を旗印に健康寿命の延伸とアンチエイジングのための研究が進む医療業界。そうした状況の中、本職である泌尿器科の診療とともにデジタルセラピューティックス、さらに遺伝子を用いて生物としての年齢を測る研究など...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/10/10
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

白物家電を軍事転用!?…深刻な「制裁の抜け道」問題

ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(4)制裁の効果と抜け道の問題

ウクライナへのハイブリッド戦争を繰り広げるロシアにとって誤算だったのは、ヨーロッパの国々からの強い制裁である。しかし、ロシアはその制裁に対し、これまでの通商の姿勢を変えて厳しい状況に順応し、国力を維持させている...
収録日:2024/07/25
追加日:2024/10/09
廣瀬陽子
慶應義塾大学総合政策学部教授

いまだ残る「馬車の時代」の制度…アメリカ最大の課題とは

アメリカの理念と本質(8)連邦と州の問題

独立宣言と独立戦争を経てアメリカ合衆国を構成したのは13の植民地だった。入植の経緯も文化もバラバラな13の州は、当時それぞれ独立した国として機能していたため、国家間の条約として「アメリカ合衆国憲法」を起草する。その...
収録日:2024/06/14
追加日:2024/10/08
中西輝政
京都大学名誉教授

潜在的「変革する能力」を信じて、次の世代にチャンスを

ヒトの性差とジェンダー論(8)変異こそ生物として大変重要な特徴

「子どもがゲイの場合、母親の育て方が間違っていたのか」「多様性は生き残りのためということを踏まえて、今を生きる世代が考えなければいけないことは何か」など、本講座終了後、さまざまな質問が会場から寄せられた。長谷川...
収録日:2024/05/18
追加日:2024/10/07
長谷川眞理子
日本芸術文化振興会理事長