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新着一覧

経営をひと言で?…松下幸之助曰く「2つじゃいけないか」

東洋の叡智に学ぶ経営の真髄(1)経営とは何かをひと言で?

東洋思想を研究する中で、50年間追求してきた命題の解を得たと田口佳史氏は言う。また、その命題を得るきっかけとなったのは松下幸之助との出会いだった。果たしてその命題とは何か、生涯の研究となる東洋思想とどのように結び...
収録日:2024/09/19
追加日:2024/11/21

次の時代は絶対にアメリカだ…私費で渡米した原敬の真骨頂

今求められるリーダー像とは(3)原敬と松下幸之助…成功の要点

猛獣型リーダーの典型として、ジェネラリスト原敬を忘れてはならない。ジャーナリスト、官僚、実業家、政治家として、いずれも目覚ましい実績を上げた彼の人生は「賊軍」出身というレッテルから始まった。世界を見る目を養い、...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/20
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

国の借金は誰が払う?人口減少による社会保障負担増の問題

教養としての「人口減少問題と社会保障」(4)増え続ける社会保障負担

人口減少が社会にどのような影響を与えるのか。それは政府支出、特に社会保障給付費の増加という形で現れる。ではどれくらい増えているのか。日本の一般会計の収支の推移、社会保障費の推移、一生のうちに人間一人がどれほど行...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/19
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事

遊女の実像…「苦界と公界」江戸時代の吉原遊郭の二面性

『江戸名所図会』で歩く東京~吉原(1)「苦界」とは異なる江戸時代の吉原

『江戸名所図会』を手がかりに江戸時代の人々の暮らしぶりをひもとく本シリーズ。今回は、遊郭として名高い吉原を取り上げる。遊女の過酷さがクローズアップされがちな吉原だが、江戸時代の吉原には違う一面もあったようだ。政...
収録日:2024/06/05
追加日:2024/11/18
堀口茉純
歴史作家

クオータ制は2種類ある…日本はどんな形で導入すべきか

「議会と民主主義」課題と処方箋(5)ジェンダーギャップ改善に向けて

日本はジェンダーギャップ指数で過去最低である(2023年、世界で125位)。女性の政治参加が世界的に増加している中で、日本の政界における女性議員の比率は国際的に見て圧倒的に低い。その要因としては、ロールモデルの不足や政...
収録日:2024/06/07
追加日:2024/11/17

十住心とは何か――迷いの世界から大日如来の心の世界へ

空海と詩(3)十住心と大日如来の心の世界

十住心とは、十の意識のグラデーションないし心の十段階のことで、『秘蔵宝鑰』はそれを教相判釈的に解説している。中でも第十は大日如来の心の世界、すなわち秘密荘厳心が最上にして最大の包的な心の頂点と考える。今回は十住...
収録日:2024/08/26
追加日:2024/11/16
鎌田東二
京都大学名誉教授

なぜ校歌や社歌を歌うのか?音楽の重要性と中間集団の役割

独立と在野を支える中間団体(5)仲間意識の形成と中間集団の役割

仲間意識を高めるには、同じように歌う、同じように踊るなど、同じ儀式をする必要がある。これが集団行動をする社会的な生き物としての人間の本質に触れるところで、そのことによって助け合いや協力度を高めることができる。そ...
収録日:2024/06/08
追加日:2024/11/15
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

「自分さえよければいい」では社会問題は解決しない

対談・反生命論(5)「自分が大切」は下品な考え方

「自分が大事」「自分さえよければいい」というのは、下品な人間の考え方である。グリム童話などではずる賢いおじいさん、おばあさんが登場するが、そんな人たちばかりを目にする状況が、日本は70年以上続いている。ロシアなど...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/15

日本人に必要な栄養素は?幹細胞治療をどう考える?

新しいアンチエイジングへの挑戦(6)ビタミンとお米とアンチエイジング

アンチエイジングに有効なビタミンは何かという質問に続いて、世界的にお米が注目を集める理由などを解説する。第5話に引き続き、質疑応答編の後編をお届けする今回。アンチエイジングのさまざまな方法を紹介してきた本シリーズ...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/11/14
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

松下幸之助の独自性…PEファンドと比べて際立つ猛獣型手法

今求められるリーダー像とは(2)M&Aと経営統合…松下幸之助

時代の転換期にある今求められるのは猛獣型リーダーで、その典型的な人物が世界に認められた経営者、松下幸之助である。不幸・不運の連続だったその人生の中、なぜ「経営の神様」と呼ばれるようになったのか。彼の人生、その足...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/13
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

高福祉国家フィンランドでも…世界的に進む人口減少の実態

教養としての「人口減少問題と社会保障」(3)なぜ少子化は止められないのか

なぜ人口減少は止まらないのか。日本の場合、合計特殊出生率の低下に加え、20~30代の女性の数自体が大幅に減っているという現状がある。さらにこの人口減少は日本だけの傾向にとどまらず、世界的にも問題となっている。それは...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/12
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事

ロバート キャンベル氏の朗読で堪能する英訳版『源氏物語』

日本語と英語で味わう『源氏物語』(5)英訳による『源氏物語』とその世界観

『源氏物語』は場面に応じて異なる文体を用いるところにその魅力がある。その文体を、アーサー・ウェイリーはどのように英訳していたのか。また、『源氏物語』は日常の淡々たる平和な生活を描いたものだが、その世界観がどう彼...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/11/11

供託金の問題…候補者の質を担保するために考えるべき方策

「議会と民主主義」課題と処方箋(4)供託金の没収だけで良いのか?

政治改革を実現するためには政治理念を継続して共有していくことが重要である。そのためにも優秀な政治家を育てていくという有権者の意識改革が必要となる。そこで課題となるのは、多様な考え方を政治の場に入れていくために兼...
収録日:2024/06/07
追加日:2024/11/10

空海が主著『秘蔵宝鑰』で示した密教的世界観とは?

空海と詩(2)主著『秘蔵宝鑰』と密教の世界観

『秘蔵宝鑰』は、『秘密曼荼羅十住心論(十住心論)』を淳和天皇の勅命により簡潔かつ印象的に説いた空海の主著である。秘密の蔵の宝の鍵を意味する「秘蔵宝鑰」では、密教と真言の世界に入り理解するため、冒頭に詩も添えられ...
収録日:2024/08/26
追加日:2024/11/09
鎌田東二
京都大学名誉教授

なぜモーツァルトはフリーメーソンに入ったか…その真実は

独立と在野を支える中間団体(4)社団国家とフリーメーソン

日本の中世では、地方勢力が強く中央集権が不十分だったため、中間集団は見られなかった。一方、中世ヨーロッパでは中間集団はなくてはならないものとなる。「社団国家」と呼ばれるものだ。もう一つ、国家の保護を受けにくい国...
収録日:2024/06/08
追加日:2024/11/08
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

うわべと人気だけの人が政治家になれる選挙制度の弊害

対談・反生命論(4)エリートと神話

一番大事なのは、国のために命を捨てられるエリート層である。ただし、こういう人は1代では出てこない。エリート層の家が必要で、それには最低3代から5代はかかるという。因果応報と同じだが、現代人はこういう歴史的事実に耳を...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/08

朝食を抜いてもいいの?治療法や検査の見極め方は?

新しいアンチエイジングへの挑戦(5)テロメアとアンチエイジングの本質

「朝食を抜くと良くない」といわれるが、医学的にはどうなのか。また、テロメアは縮んでいくものということだが、伸びることもあるのか。その他、食事の具体的なタイミングや疑わしき治療法に惑わされないための心構えなどアン...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/11/07
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

横井小楠、佐久間象山、西郷隆盛…なぜ幕末に人材が育ったか

今求められるリーダー像とは(1)幕末転換期から学ぶ

日本の経済的地位は1990年以降低下し続け、2023年の一人当たり名目GDPは34位に転落している。企業のリーダーや政治家にとって重要なのは、今がどういう時代なのかを知ることであり、そのために幕末の転換期が参考になる。内外の...
収録日:2024/09/26
追加日:2024/11/06
神藏孝之
公益財団法人松下幸之助記念志財団 理事

生産年齢人口が4割減に!? なぜ人口減少は起こったのか

教養としての「人口減少問題と社会保障」(2)人口減少のメカニズム

今回はまず、戦後の日本の人口推移を年代別に見てみよう。すると、子どもや現役世代の人口数のピークはとうの昔に過ぎ去り、それが日本の人口減少につながっていることが分かる。では、なぜそのような人口変化が起きるのか。そ...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/11/05
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事

世界で初めて英訳された『源氏物語』と日英同盟への影響

日本語と英語で味わう『源氏物語』(4)『源氏物語』をめぐる日英の歴史

『源氏物語』が初めて英訳されたのは1882年、末松謙澄という日本人によるものだった。当時、末松や岡倉天心などがロンドンにいたが、その後、20世紀初頭にアーサー・ウェイリーによっても翻訳された『源氏物語』は、日本と同盟...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/11/04

与党も野党もシンクタンク機能は必須…どうすればいい?

「議会と民主主義」課題と処方箋(3)政党の政策能力とシンクタンク機能

これからの日本の政治において、政党の政策立案力を高めることは必須であり、特に野党がその任を負う立場にある。政策能力を向上させるために重要なのは、各政党がシンクタンク機能を持つことと、政党助成金の有効活用である。...
収録日:2024/06/07
追加日:2024/11/03

フリーターだった若き日の空海、なぜ密教の頂点へ?

空海と詩(1)空海の半生と詩的感性で開く密教世界

真言宗の開祖にして日本三筆のひとりである空海を「詩人」として理解していくのが、本講義の要訣である。鎌田東二氏によると、密教は詩的な感覚をフルに活用した宗教であり、詩が分からなければ密教は分からないという。最初は...
収録日:2024/08/26
追加日:2024/11/02
鎌田東二
京都大学名誉教授

明治期、一番人口が多かった県は?近代化で破壊されたもの

独立と在野を支える中間団体(3)近代化の影響と新しい中間団体の形成

日本における中間団体の形成は、いつ見られるのだろうか。それは明治以降、農村から都市部への人口移動が新しい中間団体の形成と発展に影響したという。なぜ日本においてそのような現象が起こったのか、どのような集団が形成さ...
収録日:2024/06/08
追加日:2024/11/01
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

朝起きてから夜寝るまで「ゴロ寝をしない」ことの意味

対談・反生命論(3)当たり前とは何か

自分の父や祖父母は、夜に就寝するときと病気のとき以外は、なんとなくゴロ寝することなどなかった。そのような当たり前の所作動作を出来ることが、当たり前の教育としてあった。なんでもかんでも、庶民の意見まで全部を聞いて...
収録日:2024/05/24
追加日:2024/11/01

人生100歳時代のウェルビーイング実現へ抗加齢医学を活用

新しいアンチエイジングへの挑戦(4)人生100歳時代の健康医療

最新医学の手法を活用すれば、遺伝子を調査することでさまざまな健康状態が読み取れる。しかし、専門領域に閉じる医療現場では、なかなかその知見が生かしきれない現実がある。ではどうすればいいのか。そこで抗加齢医学を大い...
収録日:2024/06/26
追加日:2024/10/31
堀江重郎
順天堂大学医学部・大学院医学研究科 教授

プーチンがいなくなっても終わらない…戦争終結の条件とは

ロシアのハイブリッド戦争と旧ソ連諸国(7)ロシア・ウクライナ戦争の終わり方

長期化するロシア・ウクライナ戦争だが、諸外国の思惑と不安が錯綜する中、ロシアの完全撤退を求めるウクライナと、それを拒むロシアという、どちらにとっても負けられない戦争が続いているという状態だ。では、この戦争が終わ...
収録日:2024/07/25
追加日:2024/10/30
廣瀬陽子
慶應義塾大学総合政策学部教授

毎年100万人ずつ減少…急降下する日本の人口問題を考える

教養としての「人口減少問題と社会保障」(1)急速に人口減少する日本の現実

昨今、日本において「少子化」や、それに伴う「人口減少」が大きな話題となっている。なぜ少子化や人口減少は問題なのか。どうすれば解決できるのか。それについて考えるための前提知識として、まずは日本の人口が歴史的にどの...
収録日:2024/07/13
追加日:2024/10/29
森田朗
一般社団法人 次世代基盤政策研究所(NFI)所長・代表理事

「胡蝶」の中の玉鬘…その文章の綴り方の妙は古今独歩

日本語と英語で味わう『源氏物語』(3)親子の物語と自然の描写

『源氏物語』は光源氏の色恋物語であると同時に親子の物語でもある。そして、そこには重要なテーマが二つあるという。一つは、光源氏にとっての「正妻」とは何かということ。もう一つは、この物語を彩っている、写実的で情感豊...
収録日:2024/02/18
追加日:2024/10/28

二大政党化のはずだが…選挙区制の目的が達成できない理由

「議会と民主主義」課題と処方箋(2)小選挙区比例代表並立制の大問題

政策本位の政治や、政権交代の可能性を目指して導入された小選挙区制であるが、多様な意見の反映には課題が多い。また、二大政党や政権交代の実現にはまだまだ距離があるが、比例代表や並立制の機能も十分に活用されているとは...
収録日:2024/06/07
追加日:2024/10/27

幸運の火打石――闇夜に不案内な土地を旅する者への忠告

『マカーマート』から読む政治家の運(4)幸運の火打石

時の運は決して持続的には働かない。運よく地位を上げた人も、次の瞬間は分からない。悲運に見舞われ挫折したリーダーをサポートすることこそ、人にとって「あらまほしき」ことなのだ。運が天から降ってくるのをただ待つよりも...
収録日:2024/10/02
追加日:2024/10/26
山内昌之
東京大学名誉教授