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新着一覧

幸福には、固定した形は一切ない…幸福は変幻自在で、しかも自分の足下に存在するものである

幸福について(7)幸福には、固定した形は一切ない

幸福とは変幻自在であり、他者から見れば不幸に思える生き方の中にこそ最大の幸福が宿ることが多い。大切なのは、自分に注がれた親の恩や他者からの愛に気づくことである。その愛を体感したとき、身の回りや日常の中に隠された...
収録日:2026/08/19
追加日:2026/11/01

ロシアの英雄「アレクサンドル・ネフスキー」はなぜ英雄か…ドイツ騎士団と戦った歴史がどう利用されたか

ロシア人の見る「ロシアの歴史」(4)アレクサンドル・ネフスキーの英雄化

アレクサンドル・ネフスキーは13世紀、モンゴルに従属しつつも、カトリック改宗を迫る「北の十字軍」を打ち破りロシア正教を守った英雄とされる。20世紀のソ連では、エイゼンシュテイン監督が『アレクサンドル・ネフスキー』と...
収録日:2026/06/24
追加日:2026/10/30
上月豊久
元駐ロシア日本国特命全権大使

ロシアの起源はヴァイキング?…キエフ・ルーシの興亡と、ロシアとウクライナの決定的な「歴史的溝」

ロシア人の見る「ロシアの歴史」(3)ヴァイキング招致説とキエフ・ルーシ

ロシアの起源に関して、外国のヴァイキングを王として招いたという「ヴァイキング招致説」が存在する。プーチンはこの説を支持し、ヴァイキングの王リューリクをロシア・ウクライナ・ベラルーシの共通の祖とし、その一体性を主...
収録日:2026/06/24
追加日:2026/10/29
上月豊久
元駐ロシア日本国特命全権大使

「東歌」に刻印された奈良時代の真実とは?…地方に気をつかい地方のパワーを取り込んで中央政権はできていた

『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(4)郡家の発掘と新田山を詠んだ東歌

「郡衙」と呼ばれる古代の役所はどれくらいの規模だったのだろうか。『万葉集』にはそれをうかがい知ることのできる歌も残っている。現在の群馬県では「金山」と呼ばれる新田山を詠んだ東歌がその一つだが、その周辺の発掘では...
収録日:2026/09/16
追加日:2026/10/27
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

郡司の妻たちと宴会!?……国司・大原真人今城へのはなむけの歌に記された「媚態表現」の真相と人心掌握術

『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(3)国司と郡司のつきあい

古代の任地では、中央から派遣された国司はその土地の郡司の妻たちとも送別の宴を催し、一見艶っぽい冗談交じりの歌を詠み交わして良好な関係を築いていた。大伴家持とも親しかった大原真人今城を平城京へ送り出す歌から、その...
収録日:2026/09/16
追加日:2026/10/26
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

父の背中…生涯にわたって誇り高き仕事に没頭するという幸福な人生を貫き通した姿から感じたこと

幸福について(6)幸福な人生としての「愛社精神」

幸福とは家族や友人、学校、会社、そして国といった自分以外の対象の幸福を祈ることで得られるものだと説く執行氏。その一つとして「愛社精神」を挙げて、三井物産で生涯働き詰めだった父親のエピソードを語る。現代の基準では...
収録日:2026/08/19
追加日:2026/10/25

なぜロシアが「第三のローマ」なのか?…東ローマ帝国とモンゴル帝国の根深い影響を探る

ロシア人の見る「ロシアの歴史」(2)タタールのくびきと「第三のローマ」

ロシア史に深く刻まれた約240年間に及ぶモンゴル支配「タタールのくびき」は、国の後進性を生んだとされる一方、中央集権的な国家統一を促す梃子(てこ)になった側面も持つ。また、ローマ帝国(第一のローマ)、さらに東ローマ...
収録日:2026/06/24
追加日:2026/10/23
上月豊久
元駐ロシア日本国特命全権大使

ロシア人の見る「ロシアの歴史」を知るとロシアがよくわかる・・・実際に会ってみたプーチンの印象とは?

ロシア人の見る「ロシアの歴史」(1)会ってみたプーチン…その実像

ソ連時代から近年に至るまでロシア外交の最前線に立ち続けてきた元駐ロシア大使である上月豊久氏。自分の感情を一切表情に出さない冷徹な面と、相手の関心を引き寄せる「人たらし」の面を併せ持つプーチン氏の多様な面を直接目...
収録日:2026/06/24
追加日:2026/10/22
上月豊久
元駐ロシア日本国特命全権大使

地元の有力者の力を借りるために大伴家持が詠んだ歌とは?…今も奈良時代も変わらない中央官僚と地元有力者の関係

『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(2)「出挙」と国司の仕事

1300年ほど前の律令社会には「出挙」と呼ばれる税制度があった。当時の主要な税制の一つで、稲を強制的に貸し付けて高利の利息を税として回収する制度のことだが、地方役人である国司は各郡へ出向いてその視察や業務調査を行わ...
収録日:2026/09/16
追加日:2026/10/20
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

『万葉集』でわかる奈良時代の貴族と地方豪族の関係と日常…歌人・大伴家持の歌に秘められた国守時代の苦労話

『万葉集』と律令社会~官僚の心得と歌宴(1)国守・大伴家持と地方社会の日常

『万葉集』を通じて、歌人・大伴家持が越中国(現在の富山県)の国守という地方役人だった時代の歌や宴会の様子などを取り上げながら、古代における地方社会と中央権力の結びつきについて解説する本講義。高貴な貴族であった家...
収録日:2026/09/16
追加日:2026/10/19
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

「自分の幸福のために家族を大切にする」という発想は根本的な間違いであり、最後に家族からも復讐されかねない

幸福について(5)自己愛はエゴイズム

「親孝行をしたり、家族を大切にするのは、自分が幸福になれるから」――これは順序が違っていると指摘する執行氏。現代社会では、自分が幸福になるために他者を大切にするという順逆の思考が蔓延し、教育やメディアによって人間...
収録日:2026/08/19
追加日:2026/10/18

フレイル・サイクルは回り出したら抜けられない!?負のスパイラルへの対処法

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(6)認知症予防と健康寿命の延伸に向けて

認知症予防になる一番の趣味はダンスだった――これは認知症の発症リスクについて調査した米国の権威ある雑誌の報告によるものだが、認知症を予防するためには、頭と体を同時に使う趣味や活動を続けることが効果的であるという。...
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/16
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授

認知症予防にはどんな食事がいいのか?鍵はビタミンDの充足

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(5)サルコペニア・フレイル対策

サルコペニア・フレイルに対する介入として、運動・栄養・薬の3つを挙げて解説する小川氏。健康長寿に向けた具体的なアプローチとしては、薬に頼らず、運動とタンパク質を中心とした栄養補給を組み合わせる重要性を指摘する。ま...
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/15
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授

「五族協和」の真実と満洲国崩壊後の五族の悲劇…満洲人、朝鮮人、露人、蒙古人、漢人らの戦後悲史を直視せよ

「満洲」から考える日本とアジア(10)戦後の「五族」の運命

満洲国が掲げた「五族協和」は、元々、清朝で掲げられていた「五族」が元になったものだった。その後、清朝を辛亥革命で倒した中華民国が、清朝の領土はすべて継承すると「五族共和」を打ち出した。満洲国は、清朝の継承や中華...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/10/13
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

満洲国の開発とアヘン問題…アヘンが資金源となったのは事実だが「同時代の世界」と比較せねば真実はつかめない

「満洲」から考える日本とアジア(9)アヘンの実態と満洲開発

満洲国の「裏面」として描かれることが多い「アヘン」。だが、アヘンの専売収入は当時、世界各地で植民地経営の主要な資金源となっていた事実もあった。加えて、国際通貨が十分に整備されない中で、アヘンが取引に用いられてい...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/10/12
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

ハンセン病患者の看護に献身したダミアン神父は、なぜ自らが罹患したときに「幸福」だと語ったのか?

幸福について(4)愛するものに対する祈り

芥川龍之介、ニュートン、ダミアン神父……一見すると悲劇的で不遇に見える歴史上の偉人や文学者たちも、実は自分のためではなく愛する対象や国家、神のために人生を捧げ、心豊かな最期を迎えていた。自分以外のものに対する祈り...
収録日:2026/08/19
追加日:2026/10/11

その物忘れ、認知症かも…加齢による物忘れとの違いと一番大事なこと

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(4)認知症と共生社会の実現に向けた対策

認知症の症状は、記憶力低下や判断ミスといった「症状そのもの(中核症状)」と、不安や妄想などの「行動・心の変化(周辺症状)」に分けられる。加齢による単純な物忘れとは異なり、体験した出来事全体を忘れて日常に支障が出...
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/09
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授

「孤食」が危ない…独身男性の一人の食事はうつのリスク2倍以上に

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(3)孤食リスクと加齢に伴うホルモン変化

男性が「孤食」を3年間続けると、うつになるリスクが2.7倍に上がる――これは3万人以上の高齢者を対象とするデータによるものだが、興味深いことに性差による明らかな違いがあるという。また、BMIと医療費との関連性を調べると、...
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/08
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授

なぜ満洲事変が起きたか…激烈な日本排斥と朝鮮人迫害、さらに一方的な条約無効化に直面した日本人の決断と失敗

「満洲」から考える日本とアジア(8)日貨排斥と満洲事変の原因

当時の満洲では、「日貨排斥」をはじめ張学良による激烈な排日活動が展開されていた。とりわけ、排斥の対象は「鮮人駆逐令」などに象徴されるように現地にいた朝鮮人であった。しかし現地にいた日本人は、日韓併合後に日本人と...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/10/06
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

軍閥割拠の中国は魑魅魍魎の世界…列強やコミンテルンの思惑も絡む中で翻弄される日本と張作霖爆殺事件の謎

「満洲」から考える日本とアジア(7)シベリア出兵と張作霖爆殺事件

20世紀初頭、中国大陸は多数の軍閥が割拠し、ソ連やコミンテルンの工作も絡む魑魅魍魎の世界であった。日本は独自の安全保障観から満洲の権益維持にこだわったが、現地の文化や事情への理解が決定的に不足していた。第一次世界...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/10/05
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

他者の幸福を「祈る心」の中に幸福が入っている…不幸を受け入れる武士道を通じて理解するとわかりやすい

幸福について(3)他者に対して祈る心と不幸の哲学

他者に対して「幸福になってほしい」と祈ることが自分の幸福になると考えるのは誤りの幸福論に陥りやすい。それはあくまで結果論であって、現代社会において自分自身が「幸福になりたい」と考えることが不平・不満を生み出して...
収録日:2026/08/19
追加日:2026/10/04

“マッチョな老衰”はいない!?若い頃からいかに骨格筋肉量を蓄えるかが健康長寿の鍵

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(2)高齢者総合機能評価とフレイル

フレイルとはいわば「生活機能障害、要介護状態、死亡等の転帰に陥りやすい状態」のことで、身体的、精神・心理的、社会的な側面の三位一体で捉えるべきであると小川氏は言う。中でも身体的フレイルの大きな要因となるのが、加...
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/02
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授

頻尿、低栄養、転倒、誤嚥、フレイル…増える老年症候群と高齢者の疾患・病態の特徴

高齢者のフレイル・認知症とその予防対策(1)老年病科と高齢者の疾患・病態の特徴

平均寿命と健康寿命の差(要介護期間)を縮めることが喫緊の課題とされる中、高齢者における疾患・病態には5つの特徴があるという小川純人氏。高齢者は単一の疾患にとどまらず、多疾患併存や多剤併用(ポリファーマシー)、非定...
収録日:2026/05/07
追加日:2026/10/01
小川純人
東京大学大学院医学系研究科老年病学教授

日本が中国に出した「21カ条の要求」の罠と必然…不安定な満洲利権を手にした日本が直面した難題とは?

「満洲」から考える日本とアジア(6)21カ条の要求と第一次世界大戦

日露戦争後、ロシアが日本に渡した満洲利権の租借期限は短いものであり、日本は巨額の投資を行なった「満洲」の権益確保に奔走せざるをえなくなる。しかも、辛亥革命によって中華民国が成立する中で、日本は条約の再締結を迫ら...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/29
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

「満洲利権」はなぜ日本の手に渡ったか?…ロシアの極東征服、そして朝鮮の混乱が日本を日清・日露戦争へ

「満洲」から考える日本とアジア(5)ロシアのシベリア征服と日清日露戦争

1581年、シベリア征服に乗り出したロシアは、毛皮などを求めてさらに南下し清朝と対峙するも、1689年のネルチンスク条約で一度は撤退を余儀なくされた。しかし、19世紀中頃、清の弱体化に乗じて北京条約などを締結し、アムール...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/28
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

神の概念とヒューマニズム…かつてはヒューマニズムに基づいて自分の幸福を願うのは「サタンの囁き」だった

幸福について(2)自分の幸福を願うのはサタンの囁き

現代社会では個人の経済的成功や「自分自身の幸福」を追求することが当然とされているが、これは西洋でもキリスト教が失われていき、ヒューマニズムだけが残った近代以降の考え方であると指摘する執行氏。他者の幸福を祈り、自...
収録日:2026/08/19
追加日:2026/09/27

現代のライトノベルやゲームにもオデュッセイアの影響…神話は「創作活動」の重要な根源

『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(9)ライトノベルへの影響と物語の重要性

『オデュッセイア』は現代の作品にどのような影響を与えているか。女神の誘惑や守護神の存在構造、逆ハーレム的な物語類型など、現代のライトノベルやゲームに息づく『オデュッセイア』的なモチーフを具体例とともに解説する最...
収録日:2026/07/27
追加日:2026/09/25

オデュッセイアが物語のフォーマット?…アラビアンナイトから百合若物語、ひまわりまで

『オデュッセイア』で読み解く神話の秘密(8)『オデュッセイア』の世界的影響

古くから語り継がれるギリシア神話の金字塔『オデュッセイア』は、世界各地の物語に絶大な影響を与えてきた。酒で酔わせて目をつぶす怪物退治の趣向は『アラビアンナイト』のシンドバッドの冒険に通じ、変装や帰還の要素は日本...
収録日:2026/07/27
追加日:2026/09/24

実は元寇はモンゴル人ではなかった?満洲をめぐる民族興亡史と「漢族」との関係…蒙古襲来から清朝建国まで

「満洲」から考える日本とアジア(4)蒙古襲来と清朝建国

女真族による金の建国からモンゴル帝国の勃興へと覇権が移る中、日本に迫った「蒙古襲来」。襲来したモンゴル軍は、実は遊牧民のモンゴル人ではなかったのではないかという。それはなぜか。そしていったい誰が攻めてきたのか。...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/22
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員

謎の「渤海」…7世紀末から10世紀まで満洲で栄えた渤海と奈良時代以降の日本との交流の背景は安全保障

「満洲」から考える日本とアジア(3)「渤海」とはいかなる国か

奈良・平安時代、日本と渤海は安全保障や交易を目的として活発に交流し、200年間にわたり双方から多くの使節が派遣された。菅原道真が編集した『類聚国史』をはじめとする日本の史料には、渤海経由で唐へ向かった記録などとして...
収録日:2026/05/13
追加日:2026/09/21
宮脇淳子
公益財団法人東洋文庫研究員