イリノイ大学でPh.D(心理学)取得、米国の国立老化研究機構(National Institute on Aging) フェロー、ミシガン大学社会科学総合研究所研究教授、東京大学大学院人文社会系研究科教授(社会心理学)、高齢社会総合研究機構特任教授、日本学術会議副会長などを歴任。専門=ジェロントロジー(老年学)。高齢者の心身の健康や経済、人間関係の加齢に伴う変化を25年にわたる全国高齢者調査で追跡研究。近年は超高齢社会のニーズに対応するまちづくりや産官学民協働のリビングラボにも取り組む。超高齢社会におけるよりよい生のあり方を追求。
<最近の著書・論説>
『高齢社会のアクションリサーチ』編著、東京大学出版会、2015年
『東大がつくった高齢社会の教科書』東京大学高齢社会総合研究機構編集 ベネッセ出版 2013年
『発達科学入門』 東京大学出版会 2012年
長寿時代の科学と社会の構想 『科学』岩波書店2010年 1月号
『新老年学 第3版』東京大学出版会 2010年
自立の神話「サクセスフル・エイジング」を解剖する 上野千鶴子他編『ケアという思想』岩波書店 181-194, 2008年