10MTV サービス概要・会員登録 産経iD新規登録(無料)・ログイン
2024年、世界の危機を読む

2024年、世界の危機を読む

2024年は、世界各国で重要な選挙も相次ぎます。その一方、ロシアによるウクライナ侵略や、取りざたされる台湾危機、さらに中東情勢の混迷など、「危機の火種」に枚挙の暇はありません。この世界的な危機の根底に流れるものとは何か。徹底検証します。

なぜウクライナに侵攻?弱小国を狙ってきたロシアの歴史

歴史から考える「ロシアの戦略」(1)ロシアの基本戦略と行動

ロシアの行動を予見するためには、ロシアの歴史をひもとき、その行動パターンや基本戦略を知っておくことが重要である。ロシアの歴史を振り返ると、実はこれまでターゲットにしてきたのは強国・大国ではなく、弱小国であること...
収録日:2024/01/18
追加日:2024/02/19
山添博史
防衛研究所 地域研究部 米欧ロシア研究室長

世界の危機は3つの空間で起こる…重要な「認知空間」とは

深刻化する「複合危機」を分析する(1)「Polycrisis」とは何か

「Polycrisis(ポリクライシス)」とは複合危機のことである。世界は今、環境、地政学、社会、テクノロジーなどのリスクが相互に重なり合う複数の危機に直面しているが、さらにこれらの危機は3つの空間で起こっている。地政学の...
収録日:2023/12/21
追加日:2024/02/11
曽根泰教
慶應義塾大学名誉教授

核保有する国連常任理事国は、むしろ安心して戦争できる

ポスト国連と憲法9条・安保(1)国連の構造的問題

国際連盟の反省を踏まえて、第2次世界大戦後に設立された国際連合(国連)。国連に加盟する大国間が連帯し、世界の平和を守るために設置されたのが安全保障理事会(安保理)という枠組みであった。だがいまや、安保理常任理事国...
収録日:2023/11/01
追加日:2023/12/25
橋爪大三郎
社会学者

習近平政権の野望とそのカギを握る台湾の地理的条件

台湾有事を考える(1)中国の核心的利益と太平洋覇権構想

台湾有事は実際に起こる可能性はあるのか。日本のみならず世界の関心は高まりつつある。特にロシアのウクライナ侵攻が起こったことで、台湾有事は急速に現実味を帯びてきたといえる。さらに、年々緊張の度合いを高める中国の尖...
収録日:2022/12/19
追加日:2023/01/23
島田晴雄
慶應義塾大学名誉教授

第二次独立戦争か第二次ナクバか…悲劇的なガザ戦争の行方

パレスチナ問題…解決への道(1)当事者双方に最悪なガザの悲劇

先の展望が見えないガザにおける軍事衝突に対して、私たち日本人は言葉を失っている。ガザ戦争は、イスラエルによって「第二次独立戦争」と定義されつつあり、パレスチナ人は「第二次ナクバ」だという解釈をする人たちも多いと...
収録日:2023/12/11
追加日:2024/01/15
山内昌之
東京大学名誉教授

関連特集

「時代の大転換期」の選挙に考える

いま、まさに「時代の大転換期」です。この大転換期の選挙で、私たちは何を考え、いかに選択すべきなのでしょうか。個々の政策論などは、メディアでも取り上げられますが、い…

「中国の本質」と日本の未来

中国の「表層」を眺めるだけでは、何が真の問題かが見えてきません。そして、中国の本質とはいかなるものなのかが見えてこなければ、近未来の日本の戦略も描けません。いま、…

戦後80年に考えるべきこと

先の大戦から80年。いまわれわれが歴史をふりかえり、考えるべきこととは何でしょうか? 当時の人々は、実際に何を考えていたのか。どこに「失敗」があったのか。国の指導層…

2025年「参院選」真の論点

参議院選挙は、任期6年の参議院議員の半数を3年ごとに改選していくもの。任期が6年だからこそ、その政治バランスがその後の数年にわたって大きな影響を与えることになります。…

第2次トランプ政権の本質に迫る

世界を揺るがす「第2次トランプ政権」。そのあり方は、第1次とはまったく異なります。にもかかわらず、同じ感覚でトランプ政権を見てしまうと、大きな見間違いをしてしまいか…

いま「デモクラシーの危機」を考える

各国で政治が大きく激動しています。ポピュリズム、政治不信の高まり…。そして日本の政治も、大きな混迷のなかに。一方で、権威主義諸国からの圧力や工作も続いています。しか…

その他の特集

「幸福」をつかむためのヒント

「幸福」になりたい。誰しもの願いではありましょう。しかし、幸福になれるかどうかは、実は自分自身の気づきや心がけや生活習慣の問題であったりもします。テンミニッツ・ア…

歴代大河ドラマを学ぶ

NHKの大河ドラマは、もちろんドラマではありますが、歴史への関心を大いに高めてくれます。テンミニッツ・アカデミーでは、ドラマの時代考証の先生方を中心に、毎年、大河ドラ…

キリスト教を深掘りしてみる

世界の人口の約3分の1がキリスト教徒といわれます。しかも、現代社会の制度的基盤となっている西洋文明は、やはりキリスト教がわからなければ、十分には理解できない部分があ…