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遠山亮子

遠山亮子

とおやまりょうこ

中央大学 大学院 戦略経営研究科 教授
【学歴】
一橋大学商学部商学科卒業(1987/03)
一橋大学大学院商学研究科 修士課程修了(1989/03)
ミシガン大学経営大学院  博士課程修了(1997/12)

【主な職歴】
北陸先端科学技術大学院大学研究開発プロセス論講座助手(1998/04-2001/03)
北陸先端科学技術大学院大学助教授(平成19年4月~准教授)(2001/04-2008/03)
中央大学大学院戦略経営研究科教授(2008/04-)

【専門分野】
国際経営戦略、イノベーションマネジメント

【主な著書・論文】
「知識ベース企業理論:戦略経営のダイナミックな進化に向けて」一橋ビジネスレビュー、52(2)、(2004)
「The theory of the knowledge-creating firm: subjectivity, objectivity and synthesis.」Industrial and Corporate Change, 14(2005)
「フロネシスとしての戦略」一橋ビジネスレビュー、53(3)(2005)
『知識創造経営とイノベーション』 野中郁次郎/遠山亮子 丸善株式会社(2006)
「Knowledge Creation and Management」Oxford University Press(2007)
『流れを経営する』野中郁次郎/遠山亮子/平田透 東洋経済新報社(2010)

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ (全9話)

収録日:2018/11/24
追加日:2019/08/22

価値創造において重要なのは未来から現在を見るという視点

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(1)イノベーションと価値創造

追加日:2019/08/22
イノベーションを起こすためには、知識の創造が必要である。しかし、知識はどのようにしてつくり出すことができるのだろうか。暗黙知と形式知に知識が整理された上で、それが4つの過程を経てつくられていくことが議論されるシリーズレ...

「プロセスの質」こそがイノベーションの結果を決める

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(2)イノベーションとプロセスの質

追加日:2019/08/22
イノベーションを起こすとき、もっとお金があればと思う人は多いが、実はそれが必ずしもいい結果に結び付くとは限らない。イノベーションの結果を決めるのは「プロセスの質」だという。今回は、イノベーションについて見ていく上で考...

経営資源としての知識、7つの特性

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(3)経営資源としての知識

追加日:2019/08/22
ドラッカーが述べたように、高度に発達した資本主義の時代には、知識が富の創造の中心になってくるという。だが、知識はそれまでの富の源泉であった人、物、金とは異なる多くの特徴を持つ。例えば、使っても減らず、生産と使用が分か...

知識は主観的であり、真実にしていくプロセスである

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(4)そもそも知識とは何か

追加日:2019/08/22
知識は人、物、金と違って、関係性の中でつくられる。人と人とが関係する中でつくられるものだということである。そして知識は、信じられ、真であり、正当化されるものと定義される。特に知識にとって重要なのは、信じることである。...

多様性と一貫性という矛盾をどう綜合していくのか

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(5)弁証法的綜合による新たな価値創造

追加日:2019/08/22
日本企業は従来、アメリカの真似をしながら効率性を追求してきた。だが現在は異能異端な人間を含めた多様性を追求することで、新たな知識を生み出す必要がある。企業は、知識を活用し、主体的に環境をつくりかえていくことができるの...

暗黙知と形式知とはどのようなものなのか

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(6)暗黙知と形式知

追加日:2019/08/29
私たちが生み出すべき知識は、どのようにして成り立っているのだろうか。知識には暗黙知と形式知の二種類があり、それらの相互作用によって知識が生まれるという。両方の知識は共に必要だが、特に暗黙知は競争優位の源泉として重要で...

暗黙知を形式知化するための方法とは

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(7)暗黙知を形式知化するために

追加日:2019/08/29
暗黙知を形式知化するためには、メタファー、キーワード、オノマトペといったいくつかの方法が考えられる。それと同時に、形式知化するための条件もあり、インセンティブやコミットメントといったものが挙げられる。(全9話中第7話)

SECIモデルから暗黙知と形式の相互変化を考える

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(8)SECIモデルによる暗黙知の形式知化

追加日:2019/08/29
暗黙知と形式の相互変化を考えるためには、SECIモデルが重要だ。これは、暗黙知を暗黙知に変換する共同化、暗黙知を形式知に変換する表出化、形式知と形式知を組み合わせる連結化、形式知を暗黙知に変換する内面化の四つの部分から成...

日本ロシュにおけるSECIプロセスの事例分析

知識創造戦略論~暗黙知から形式知へ(9)日本ロシュのプロジェクト分析

追加日:2019/08/29
日本でのSECIモデルの事例分析として、日本ロシュが取り上げられる。MRという薬の営業は、暗黙知が多く、優秀なMRと平均的なMRには大きな差があった。そこで、優秀なMRが集められ、形式知が始まった。(全9話中9話)

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