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鈴木宏昭

鈴木宏昭

すずきひろあき

青山学院大学 教育人間科学部教育学科 教授/博士(教育学)
1958年生まれ。東京大学大学院単位取得退学。東京工業大学助手、エジンバラ大学客員研究員などを経て、2009年より現職。日本認知科学会フェロー、人工知能学会、日本心理学会、Cognitive Science Society各会員。

著書に『類似と思考 改訂版』(ちくま学芸文庫)、『教養としての認知科学』(東京大学出版会)、『認知バイアスー心に潜むふしぎな働き』(ブルーバックス)、『私たちはどう学んでいるのか: 創発から見る認知の変化』 (ちくまプリマー新書) などがある。

認知バイアス~その仕組みと可能性 (全7話)

収録日:2022/05/26
追加日:2022/10/11

誰もが陥る「認知バイアス」とは何か

認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門

追加日:2022/10/11
人間の営みを支えているのは高度な認知機能だが、複雑な社会行動を司るその認知機能は同時に多くの偏り(バイアス)を含んでいる。誰もが陥るその「認知バイアス」には、いったいどのような危うさ、あるいは可能性が秘められているの...

創造の「4段階説」、ひらめきには準備が必要

認知バイアス~その仕組みと可能性(2)創造のバイアス〈前編〉

追加日:2022/10/18
創造には「ウォーラスの4段階説」があり、何か見た途端、いいアイデアがパッと出たというのは創造とはいわないという。ではどういったプロセスをたどるのか。認知科学で行われている創造の研究について解説する。(全7話中第2話)

「サラダ記念日」誕生秘話でわかる “じわじわ”のホント

認知バイアス~その仕組みと可能性(3)創造のバイアス〈中編〉

追加日:2022/10/25
ひらめきを邪魔しているものに「制約(constraint)」がある。これは、日常の標準的な事態に迅速に対処するため、私たちに備わっている認知メカニズムだが、創造やひらめきのためにはそれを緩める必要がある。そして、そのプロセスを...

鍵は“失敗”にあり。ひらめく人とひらめかない人の違い

認知バイアス~その仕組みと可能性(4)創造のバイアス〈後編〉

追加日:2022/11/01
ひらめく人とひらめかない人の違いはどこにあるのか。ひらめきの個人差を実験で検証している今回。その結果、ひらめきには失敗がとても大事であることが分かった。後半では創造におけるキーワードでもある「イノベーション」について...

ホモ・サピエンスの進化に貢献した「共同」のパワーとは

認知バイアス~その仕組みと可能性(5)共同のバイアス〈前編〉

追加日:2022/11/08
私たちは他者との「共同」を前提にして、日常生活を送っている。その共同の中にもさまざまなバイアスが潜んでいるが、ホモ・サピエンスの進化、成功を支えたのは共同のパワーではないかと考えられている。そこで今回は、薄め効果、ホ...

キティ・ジェノビーゼ事件と「共同のバイアス」のワナ

認知バイアス~その仕組みと可能性(6)共同のバイアス〈中編〉

追加日:2022/11/15
多くの効用がある「共同」だが、デメリットもいろいろと存在する。一人でならできていたことが、集団になるとできなくなる。今回はそんな「共同のバイアス」のワナについて、ブレーンストーミング、キティ・ジェノビーゼ事件を取り上...

ミルグラム実験が示した「同調」の負の側面と権威への服従

認知バイアス~その仕組みと可能性(7)共同のバイアス〈後編〉

追加日:2022/11/22
集団の中にいることで、他者の評価が気になったり、責任の分散が起きたりするが、共同に潜む負の側面はそれだけではない。常識的には考えにくい残酷な行為をも実行してしまう「同調」という共同のバイアスとして「ミルグラム実験」を...

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