非合理なのに誰もがハマる「概念のバイアス」とは 〈続〉認知バイアス~その仕組みと可能性(1)概念のバイアス〈前編〉 追加日:2023/04/07 私たちは日々、さまざまな情報を処理し、判断や思考をしている。そのプロセスを支えるのが、経験から通して得られる概念の知識と、それを用いて情報をカテゴリー化する認知機能である。しかし、人間にとって基本的であるこれらの機能... 代表性ヒューリスティック…差別や偏見につながるバイアス 〈続〉認知バイアス~その仕組みと可能性(2)概念のバイアス〈後編〉 追加日:2023/04/14 なぜ多くの人が、「連言錯誤」といった非論理的な推論をしてしまうのだろうか。そこには、経験の少ない、あるいは馴染みのない概念への判断に潜む「代表性ヒューリスティック」というバイアスが深く関わっている。差別や偏見にもつな... 思考のバイアスを理解するために知るべき3つのタイプ 〈続〉認知バイアス~その仕組みと可能性(3)思考のバイアス〈前編〉 追加日:2023/04/21 私たちは思考することによって未来の予測や他者とのコミュニケーションを可能にしているが、実はそこにもさまざまなバイアスが潜んでいる。今回は、「思考のバイアス」の理解を深めるために、まずは思考の分類について確認する。(全5... B型は変わってる?深刻な「確証バイアス」に陥らぬために 〈続〉認知バイアス~その仕組みと可能性(4)思考のバイアス〈中編〉 追加日:2023/04/28 第一印象、血液型判断など、私たちの思考において「確証バイアス」がかかる場面は少なくない。いったい確証バイアスとはどのようなものなのか。その1つ、「演繹推論」を明らかにするため、取り上げるのは「ウェイソンの選択課題」で... 「2年目のジンクス」は本当?原因の推定に関わるバイアス 〈続〉認知バイアス~その仕組みと可能性(5)思考のバイアス〈後編〉 追加日:2023/05/05 止まった時計を見て「電池切れかな」と考えるように、私たちは日常的に現象の原因を推定する「アブダクション(仮説推論)」を行っている。そんな何気ない普段の思考の中にも認知バイアスが潜んでいる。今回は、ある病気による検査の...
誰もが陥る「認知バイアス」…その例とメカニズム 認知バイアス~その仕組みと可能性(1)認知バイアス入門 追加日:2022/10/11 人間の営みを支えているのは高度な認知機能だが、複雑な社会行動を司るその認知機能は同時に多くの偏り(バイアス)を含んでいる。誰もが陥るその「認知バイアス」には、いったいどのような危うさ、あるいは可能性が秘められているの... 創造の「4段階説」、ひらめきには準備が必要 認知バイアス~その仕組みと可能性(2)創造のバイアス〈前編〉 追加日:2022/10/18 創造には「ウォーラスの4段階説」があり、何か見た途端、いいアイデアがパッと出たというのは創造とはいわないという。ではどういったプロセスをたどるのか。認知科学で行われている創造の研究について解説する。(全7話中第2話) 「サラダ記念日」誕生秘話でわかる “じわじわ”のホント 認知バイアス~その仕組みと可能性(3)創造のバイアス〈中編〉 追加日:2022/10/25 ひらめきを邪魔しているものに「制約(constraint)」がある。これは、日常の標準的な事態に迅速に対処するため、私たちに備わっている認知メカニズムだが、創造やひらめきのためにはそれを緩める必要がある。そして、そのプロセスを... 鍵は“失敗”にあり。ひらめく人とひらめかない人の違い 認知バイアス~その仕組みと可能性(4)創造のバイアス〈後編〉 追加日:2022/11/01 ひらめく人とひらめかない人の違いはどこにあるのか。ひらめきの個人差を実験で検証している今回。その結果、ひらめきには失敗がとても大事であることが分かった。後半では創造におけるキーワードでもある「イノベーション」について... ホモ・サピエンスの進化に貢献した「共同」のパワーとは 認知バイアス~その仕組みと可能性(5)共同のバイアス〈前編〉 追加日:2022/11/08 私たちは他者との「共同」を前提にして、日常生活を送っている。その共同の中にもさまざまなバイアスが潜んでいるが、ホモ・サピエンスの進化、成功を支えたのは共同のパワーではないかと考えられている。そこで今回は、薄め効果、ホ... キティ・ジェノビーゼ事件と「共同のバイアス」のワナ 認知バイアス~その仕組みと可能性(6)共同のバイアス〈中編〉 追加日:2022/11/15 多くの効用がある「共同」だが、デメリットもいろいろと存在する。一人でならできていたことが、集団になるとできなくなる。今回はそんな「共同のバイアス」のワナについて、ブレーンストーミング、キティ・ジェノビーゼ事件を取り上... ミルグラム実験が示した「同調」の負の側面と権威への服従 認知バイアス~その仕組みと可能性(7)共同のバイアス〈後編〉 追加日:2022/11/22 集団の中にいることで、他者の評価が気になったり、責任の分散が起きたりするが、共同に潜む負の側面はそれだけではない。常識的には考えにくい残酷な行為をも実行してしまう「同調」という共同のバイアスとして「ミルグラム実験」を...
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