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森口佑介

森口佑介

もりぐちゆうすけ

京都大学大学院文学研究科准教授
京都大学 森口研究室
2005年4月~2008年3月京都大学大学院文学研究科博士課程(学位取得)
2008年4月~2009年4月東京大学 大学院情報学環, 日本学術振興会 特別研究員 (PD)
2009年5月~2012年12月上越教育大学 学校教育研究科(研究院) 講師
2010年10月~ 2016年3月JSTさきがけ「脳情報の解読と制御」 研究者 兼任
2013年1月~ 2016年3月上越教育大学 大学院学校教育研究科 准教授
2016年4月~ 2020年3月京都大学 大学院教育学研究科 准教授
2020年4月~京都大学 大学院文学研究科 准教授

福岡県生まれ。
専門は、発達心理学・発達認知神経科学。
主な著書に、
『自分をコントロールする力 非認知スキルの心理学』(講談社現代新書、2019年)、
『自己制御の発達と支援』(編著、金子書房、2018年)、
『おさなごころを科学する:進化する乳幼児観』(新曜社、2014年)、
『わたしを律するわたし:子どもの抑制機能の発達』(京都大学学術出版会、2012年)など。

「自分をコントロールする力」の仕組み (全6話)

収録日:2020/12/08
追加日:2021/02/28

教育現場で注目を集める「自分をコントロールする力」とは

「自分をコントロールする力」の仕組み(1)自制心と目標の達成

追加日:2021/02/28
人間は起きている時間の4分の1ほど何らかの欲求を我慢して過ごしている。実はこの「我慢する」という行為は、目標のために「自分をコントロールする力」と関係があり、「自制心」とも呼ばれている。「自分をコントロールする力」は動...

アタッチメントが社会情緒的なスキル発達の根底にある

「自分をコントロールする力」の仕組み(2)アタッチメントと社会情緒的スキル

追加日:2021/03/07
自分をコントロールする力の根底には、「アタッチメント」と呼ばれる親などとの情愛的な絆がある。このアタッチメントがしっかりしていれば、幼児期に「社会情緒的なスキル」、特に「実行機能」と呼ばれる自分をコントロールする力が...

マシュマロテストが示す幼児期の実行機能の発達度

「自分をコントロールする力」の仕組み(3)幼児期に発達する実行機能

追加日:2021/03/14
実行機能には感情面と思考面の二つの側面があるが、それぞれどのように発達していくのか。まず、感情面に関しては「マシュマロテスト」というテストがある。マシュマロという子どもにとって魅力的なお菓子を食べるのをどれぐらい我慢...

青年期の暴走には脳の変化と感情面の実行機能に関係がある

「自分をコントロールする力」の仕組み(4)実行機能発達のメカニズム

追加日:2021/03/21
なぜ実行機能は幼児期に著しく発達するのか。3歳から5歳にかけての子どもを対象とした研究で、実行機能の発達は脳の成長と密接な関係があることが分かった。実行機能は幼児期に著しく発達した後、思考面は緩やかに発達していくのだが...

実行機能を高める方法は?…重要な生活習慣と親子関係

「自分をコントロールする力」の仕組み(5)実行機能を伸ばす環境要因

追加日:2021/03/28
実行機能には、さまざまな環境要因によって個人差が生じる。実行機能の発達を高めるためには、規則正しい生活を送る必要がある。また円滑な親子関係や夫婦関係も、ストレスなく子どもが発達していくために重要である。実行機能は自分...

ごっこ遊び、モンテッソーリ教育…子どもの実行機能の発達

「自分をコントロールする力」の仕組み(6)訓練による実行機能発達の可能性

追加日:2021/04/04
実行機能の発達には親子関係が重要だが、それ以外にも訓練によって発達を促進することができる。保育園や幼稚園への通園をはじめ、ごっこ遊び、モンテッソーリ教育、音楽など、子どもの実行機能の発達に良いと考えられているものも少...

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