故・渡部昇一(英語学者、評論家)の長男。
東京芸術大学附属高校を経て、桐朋学園大学卒業。同校研究科卒。
1993年、米国ニューヨークのジュリアード音楽院卒。
ニューヨーク在住中には国連総本部やリンカーン・センターなどで
数度に渡りリサイタルを開催、好評を博す。
インディアナ大学(米国)でさらに研さんを積んだ後、1995年帰国。
以来、NHK-BS、NHK-FM 出演をはじめ、
ソリストとして、また室内楽、オーケストラ奏者として幅広く活躍している。
2003年より文化庁海外派遣員として一年間ドイツのミュンヘンにて研修。
2008年(株)東京アンサンブルギルド設立。
通常のコンサート活動以外にも日本各地を訪れ300校以上の学校を訪問し、
また介護施設、養護学校、少年院等の訪問演奏も積極的に行っている。
チェロを主に堤剛、木越洋、H.シャピロ、W.ノータスの各氏に師事。
現在、読響日本交響楽団団員、及びフェリス女学院講師。
著書に、
『知的生活の方法―音楽編』(渡部昇一共著、ワック)、
『ワタナベ家のちょっと過剰な人びと』『明朗であれ』(以上、海竜社)などがある。