10MTV サービス概要・会員登録 産経iD新規登録(無料)・ログイン
クラシック音楽と西洋美術の世界

クラシック音楽と西洋美術の世界

西洋的な文脈でリベラルアーツを語るときに欠かせないのが音楽である。なぜ音楽なのか。そこを理解しなければ、西洋音楽、特にクラシック音楽の教養性は分からない。また、西洋ではルネサンス期に美術が花開いている。それはなぜか。どんな意味があるのか。そこを理解することも教養として大事なことである。西洋の芸術について歴史的な視点から迫った今回の特集、ぜひご堪能あれ。

音楽はなぜ時代を映し出すのか?…音楽と人の歴史の関係

クラシックで学ぶ世界史(1)時代を映す音楽とキリスト教

「歌は世につれ」というように、音楽は常に時代性を色濃く表していく。「音楽ほど、当時の社会状況や人々の欲望、時代のニーズの影響をダイレクトに受ける文化ジャンルも少ない」と片山杜秀氏は著書の中で書いているが、それは...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/10/26
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

ルネサンス音楽とバロック音楽の違い…バッハの特徴とは?

クラシックで学ぶ世界史(2)宗教改革と音楽様式の変化

単純だったグレゴリオ聖歌がポリフォニーに変化したのは、社会の複雑化を反映したものだった。神の教えは教会が占有するものではなく、人が信仰の中に見いだすものだという動きを受け、音楽も民衆的になっていく。宗教改革が起...
収録日:2019/08/26
追加日:2019/10/26
片山杜秀
慶應義塾大学法学部教授

ルネサンスはどうやって始まった?…美術の時代背景

ルネサンス美術の見方(1)ルネサンス美術とは何か

ルネサンス美術とはいったい何なのか。これを考えるためには、なぜその時代に古代ギリシャ、ローマの文化が復活しなければならなかったのかを考える必要がある。その鍵は、ルネサンス以前のイタリアの分裂した都市国家の状態や...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/10/31
池上英洋
東京造形大学教授

マザッチョ…遠近法を生み出したルネサンス絵画の創始者

ルネサンス美術の見方(2)マザッチョと遠近法の世界

ルネサンスが始まったのは、経済的に豊かな町を作っていったフィレンツェであった。そこに登場したのが、「ルネサンス絵画の創始者」といわれるマザッチョだった。彼は古代ギリシャ・ローマに範を取りながら、それまでになかっ...
収録日:2019/09/06
追加日:2019/10/31
池上英洋
東京造形大学教授

ピアノの歴史は江戸時代に始まった

ピアノでたどる西洋音楽史(1)ヴィヴァルディとバッハ

西洋音楽史を、ピアノ演奏を交えながら解説いただく画期的な試み。しかし実際にピアノが楽器として確立したのは案外新しい。第1回では、なじみ深いヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲「四季」について、ピアノの音で再現しなが...
収録日:2019/09/04
追加日:2019/11/01
野本由紀夫
音楽学者

交響曲の父でありオーケストラの父でもあったハイドン

ピアノでたどる西洋音楽史(2)ハイドンとオーケストラ

ヴィヴァルディやバッハのバロック時代を経て、18世紀の半ばから音楽は「古典派」の時代を迎える。交響曲の父ハイドンにより、オーケストラの基本的な編成や楽曲の形式が定められていく。初期オーケストラのかたちはどんなもの...
収録日:2019/09/04
追加日:2019/11/01
野本由紀夫
音楽学者

中世ヨーロッパの基礎的な学問「7自由学科」の一つが音楽

バッハで学ぶクラシックの本質(1)リベラルアーツと音楽

クラシック音楽に関心がある人もない人も、バッハの名を耳にしたことはあるのではないだろうか。バッハの音楽がなぜ人を惹きつけるのかを考えるためには、西洋のクラシック音楽の伝統を理解する必要があると、樋口隆一氏は力説...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/11/01
樋口隆一
明治学院大学名誉教授

ピタゴラスが発見した音楽理論…宇宙の調和と天空の音楽

バッハで学ぶクラシックの本質(3)宇宙の調和と音楽

なぜ音楽はリベラルアーツの一部として重要視されてきたのか。実は、「音楽」という言葉には、現代的な意味よりもはるかに大きい世界の調和を示す意味があった。その中で現在の意味での音楽は、ピタゴラスの発見などによって、...
収録日:2019/09/19
追加日:2019/11/01
樋口隆一
明治学院大学名誉教授

関連特集

「印象派」を詳しく掘り下げよう

多くの人々を魅了してやまない「印象派」の絵画。モネ、ルノワール、セザンヌ、ピサロ、マネなどの画家たちの名もよく知られています。印象派とはいかなるもので、いかに誕生…

原発事故と東日本大震災から15年

東日本大震災、そして福島第一原発の事故が発生してから15年。私たちはけっして忘れることなく、あのとき何が起きたのか、誰がどのように危機に立ち向かったのか、そして日本…

歴代大河ドラマを学ぶ

NHKの大河ドラマは、もちろんドラマではありますが、歴史への関心を大いに高めてくれます。テンミニッツ・アカデミーでは、ドラマの時代考証の先生方を中心に、毎年、大河ドラ…

キリスト教を深掘りしてみる

世界の人口の約3分の1がキリスト教徒といわれます。しかも、現代社会の制度的基盤となっている西洋文明は、やはりキリスト教がわからなければ、十分には理解できない部分があ…

歴史を探る、歴史を活かす

自分自身の人生を生きられるのは1度きり。しかし、歴史を探っていけば、何通りもの人生を追体験できるし、無尽蔵のヒントを得ることができる……。歴史を探る楽しみは、そのよう…

秋に人間力を実らせる(令和7年版)

「実りの秋」には、ぜひ自分自身の「人間力」も「実り多き」ものとしたいもの。大好評の「人間力」シリーズの最新令和7年(秋)セレクションです。今回は、しっかりと自分を支…

その他の特集

AIと人間の未来を考える

「AI」が怖ろしいほどの勢いで、目に見えるかたちでも、あるいは目に見えないかたちでも、日々の暮らしのなかに入ってきています。いま多くの方々が、実感知として「このまま…

「時代の大転換期」の選挙に考える

いま、まさに「時代の大転換期」です。この大転換期の選挙で、私たちは何を考え、いかに選択すべきなのでしょうか。個々の政策論などは、メディアでも取り上げられますが、い…

「幸福」をつかむためのヒント

「幸福」になりたい。誰しもの願いではありましょう。しかし、幸福になれるかどうかは、実は自分自身の気づきや心がけや生活習慣の問題であったりもします。テンミニッツ・ア…