語り継ぐべき戦争の記憶
「間もなくするうちに、戦争の直接の語り部は時間切れになるのではないでしょうか」―そう語るのは東京大空襲・戦災資料センター館長の早乙女勝元氏、86歳。近い将来、戦争を体験したことのない人たちばかりの世代になる。そうした時期に差し掛かっている現在、戦争の記憶を語り継ぐことの意味と重要性、そして「戦争と平和」について考えるため、東京と沖縄での収録取材を敢行。昭和20年、いったい何が起こっていたのか。そしてその体験をどう語り継いできたのか。ぜひ全6話通してご視聴頂き、未来へとつながる機会としたい。
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