10MTV サービス概要・会員登録 産経iD新規登録(無料)・ログイン
聖徳太子を知ればこそ「日本」がわかる

聖徳太子を知ればこそ「日本」がわかる

一時期、「聖徳太子はいなかった」などとも騒がれましたが、現在では極端な非実在論は学術的にも否定されています。それどころか、やはり聖徳太子には、日本人の「理想」が重ねあわされていたのです。聖徳太子を知れば、日本の核心がわかる! 秀逸な講義集です。

聖徳太子の「和」は議論の重視…中華帝国への独立の気概

聖徳太子「十七条憲法」を読む(1)十七条憲法を学ぶ現代的意義

「和を以て貴しと為(す)」に始まる聖徳太子の「十七条憲法」。これほど有名で、内容の一部も広く知られている日本古代の文書は他にないのではないだろうか。十七条憲法は日本の道徳、倫理の歴史を考える上で、一つの重要な出...
収録日:2023/08/24
追加日:2023/12/07
賴住光子
駒澤大学仏教学部 教授

聖徳太子と日本人…「実在しなかった」説の真相とは?

「万葉集」の聖徳太子――語りかける人(1)日本人の憧れ

2021年は聖徳太子の1400回忌にあたる。彼が創建したとされる法隆寺では100年に一度の法要が営まれ、夢殿本尊救世観音像などの特別開扉も始まっている。彼はなぜ千年の時を超えた強い憧れや尊敬の的なのか。また、「実在しなかっ...
収録日:2021/06/04
追加日:2021/07/16
上野誠
國學院大學文学部日本文学科 教授(特別専任)

聖徳太子が提唱した「和」と中国の「和」の大きな違いとは

法隆寺は聖徳太子と共にあり(1)無条件の「和」の精神

日本人ならば誰もが、法隆寺を建てたのは聖徳太子だと知っている。しかし、法隆寺と聖徳太子の関係は、私たちが想像している以上に深く、また謎のままの部分も多い。聖徳太子が残した法隆寺は、現代に生きる私たちに何をもたら...
収録日:2016/03/09
追加日:2016/10/01
大野玄妙
法隆寺第129世住職、聖徳宗第6代管長

聖徳太子が仏教を積極的に国づくりに生かした理由

【入門】日本仏教の名僧・名著~聖徳太子編(1)仏教受容の意味

日本への仏教伝来は538年といわれるが、その興隆に尽くしたのは聖徳太子である。現在、その実在が議論され、厩戸王か聖徳太子か教科書表記が問題になったのも、皇位にもつかなかった彼があまりにも偉大な業績を残しているからに...
収録日:2020/08/20
追加日:2020/11/26
賴住光子
駒澤大学仏教学部 教授

関連特集

「日本語」の愉しみ

私たちが、日々使っている「日本語」。しかし、考えてみれば「万葉集」の和歌に書かれた言葉を、現代人がほぼそのままで理解できるのは不思議なことです。知れば知るほど心が…

春に「人間力」を高める(令和6年版)

様々な変化が訪れる「春」に、ぜひ自分の人間力を高める講座で学ぼう!大人気の「人間力」特集の令和6年版です。今回も様々な角度から刺激を与えてくれる講座をピックアップし…

和のこころ~忘れてはならない日本の美学

日本文化、そして日本精神の根底には、何があるのでしょうか。芸術から、思想、美、食まで、さまざまな角度から光を当てることで、日本の「深い魅力」が浮かび上がってきます…

人間にとって「宗教」とは何か

世界中に「宗教」があることは、考えれば考えるほど、不思議なことです。なぜ、人間は「宗教」を必要としたのでしょうか。また、「宗教」があることによって、人類社会はどの…

平安時代と『源氏物語』を深く知る

平安時代は、実際のところどのような時代だったのでしょうか。また紫式部の『源氏物語』をいつかは読んでみたいと思いながら実現していない方も多いのでは?「平安時代」と『…

【10周年記念】学びと教養の名講義

教養を学ぶことの「本当の意味」とは。どのように学ぶべきなのか。学びの質や効果を高める方法は?多彩な学びをどう自分に活かせるのか。テンミニッツTVには、そのような大切…

その他の特集

人生の武器になる「経済学」

いま何が起きているのか。これから何が起きるのか。どうすべきなのか――。「経済学」を学ぶと、現代を力強く生きていくための貴重なヒントが手に入ります。まさに「人生の武器…

2024年、世界の危機を読む

2024年は、世界各国で重要な選挙も相次ぎます。その一方、ロシアによるウクライナ侵略や、取りざたされる台湾危機、さらに中東情勢の混迷など、「危機の火種」に枚挙の暇はあ…

幸福な「第二の人生」を手に入れるために

第二の人生を「黄金の15年」にできるか、それとも……。うかうかしていると、人生の「大切な完成期」をあたら無駄にしてしまいかねません。どのようにすれば、幸福な人生を手に…