紛争・震災・疫病・インフレ…幕末と重なる現代日本の姿 歴史的転換点における影の主役「インフレ」(1)現代と幕末の共通点 追加日:2024/02/15 紛争やパンデミックなど、さまざまな事象に直面する世界の中で、日本経済も揺れ動いている。不確実な社会情勢の影響を受ける金融市場を見極めるためには、歴史を顧みることが有効である。過去を振り返ると、「紛争」「震災」「疫病」... 1900年代日本経済の不安定化を招いたインフレと不人気政策 歴史的転換点における影の主役「インフレ」(2)幕末のインフレと1900年代前半 追加日:2024/02/22 インフレ傾向が強まる現在の日本経済だが、幕末にもインフレは起こっていた。黒船来航に震災、疫病など複合的な要因で発生したインフレの影響により明治維新へと突き進んでいくことになるのだが、実は現在の日本とよく似た状況にあっ... 歴史は「韻を踏む」…これからの日本経済のための視座 歴史的転換点における影の主役「インフレ」(3)「韻を踏む」歴史に学ぶ 追加日:2024/02/29 「インフレと恐慌」と呼ばれる経済危機が繰り返し訪れる、第1次世界大戦以降の日本経済、財政政策の顛末には、当時との共通点の多い現在の日本が学ぶべき教訓が大いにある。最終話の今回は、戦間期終盤から戦後の日本を振り返り、積極...
ビッグマック指数から考える実質為替レートと購買力平価 為替レートから考える日本の競争力・購買力(1)為替レートと物の値段で見る円の価値 追加日:2023/09/13 「50年ぶりの円安」などといわれることがある。だが、ドル円レートだけを見ると50年前の当時よりは円高であるように見える。このギャップは、どこから生じるのだろうか。為替相場を正しく理解するには「実質為替レート」や「購買力平... 「50年ぶりの円安」に至る円相場の動向とその歴史的背景 為替レートから考える日本の競争力・購買力(2)円安の歴史的背景と日本の課題 追加日:2023/09/20 1995年以降、実質為替レート指数は円安に転じたのだが、それはなぜか。また、なぜ足許では購買力平価から乖離した円安水準になっているのか。今回は「50年ぶりの円安」に至った実際の円相場の動向を振り返り、その背景にあった中国の...
日銀の金融政策はどうなるか?日本株の動きをどう読むか? 2023年前半の金融市場と日本の行方(1)全体観と日本株の動向 追加日:2023/07/09 2023年春の時点で、世界経済ならびに金融市場でどのようなことが起こっているかについて解説する。実は現在、米国2年国債と10年国債の利回りの逆転現象が起きている(逆イールド現象)。これは通常、大きな景気後退前に現れる現象だと... 逆イールド現象は景気後退の前触れ?歴史的円安の行方は? 2023年前半の金融市場と日本の行方(2)米国の逆イールド現象と為替の動向 追加日:2023/07/16 アメリカの逆イールド現象は、いかなる状況を招くのだろうか。過去の事例を参照しながら、今後の動向を読んでいく。また、1971年と同レベルの円安状況となった日本。今後もこの状況は変わらないのだろうか。ニクソンショック以来の円...
近いテーマの講師一覧 田中琢二 元・国際通貨基金(IMF)日本代表理事 高島修 シティグループ証券 チーフFXストラテジスト 宮本弘曉 一橋大学経済研究所教授 廣瀬陽子 慶應義塾大学総合政策学部教授 山内昌之 東京大学名誉教授歴史学者武蔵野大学国際総合研究所客員教授 中西輝政 京都大学名誉教授歴史学者国際政治学者 島田晴雄 慶應義塾大学名誉教授テンミニッツTV副座長 上月豊久 元駐ロシア日本国特命全権大使 小原雅博 東京大学名誉教授