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関幸彦

関幸彦

せきゆきひこ

日本大学文理学部史学科教授
1952年生まれ。
学習院大学大学院博士課程満期退学。
鶴見大学教授などを経て、現在、日本大学文理学部史学科教授。
専門分野は日本中世史。
『英雄伝説の日本史』『武士の誕生』 (ともに講談社学術文庫) 、
『鎌倉殿誕生―源頼朝』(山川出版社)、
『その後の東国武士団』『敗者たちの中世争乱』(ともに歴史文化ライブラリー・吉川弘文館)、
『刀伊の入寇-平安時代、最大の対外危機 』(中公新書)など著書多数。

「武士の誕生」の真実 (全8話)

収録日:2021/10/22
追加日:2021/12/15

中世国家の主役・武士の誕生に深く関わる「王朝国家」とは

「武士の誕生」の真実(1)10世紀の東アジア情勢と「王朝国家」

追加日:2021/12/15
日本における中世の主役といえば、武士である。鎌倉時代、室町時代、江戸時代は、武士が政権を掌握した、まさに「武士の時代」だった。では武士はいったいどこから誕生したのか。これまでの教科書的理解では、農民の中で力をつけたも...

武士の前身「兵」と「武士」のあいだには大きな溝がある

「武士の誕生」の真実(2)兵と武士の違い

追加日:2021/12/22
武士の誕生を考える際に重要になるのが、その前身として位置づけられる「兵(つわもの)」の存在である。では、兵と武士の違いはどこにあるのか。それぞれの文化的な位置づけや、領主的側面における違いなど、両者の異なるあり方を見...

「平将門の乱」敗北が意味する2つの領主制の大きな違い

「武士の誕生」の真実(3)2つの領主制と「平将門の乱」

追加日:2021/12/29
兵(つわもの)と武士を分ける最大の違いは地域との関わり方にある。「私営田領主」と呼ばれる兵は、領地を広く浅く支配する一方で、「在地領主」と呼ばれる武士は、その地域に土着し、狭く深い関係を築く。この2つの領主制の違いに「...

律令国家から王朝国家へ、採用された「請負」システムとは

「武士の誕生」の真実(4)2つの軍事的緊張と軍事の請負

追加日:2022/01/05
「兵(つわもの)」の登場を考える際にポイントとなるのが、当時の日本の対外問題である。アジアに位置する日本は、北と南の辺境地域における軍事的課題を抱えていた。そうした対外的な緊張に対応するため、始まったのが軍事の「請負...

「芋粥」に登場する藤原利仁からわかる地方下向の理由

「武士の誕生」の真実(5)俘囚の役割と武士団のルーツ

追加日:2022/01/12
律令体制の解体に伴い、北と南の軍事課題に直面していた当時の政権は、その鎮圧をどうするかに苦心していた。そこで考え出された方策が「夷を以て夷を制す」。つまり、北で反乱を起こす蝦夷勢力を、南で問題となっていた新羅海賊への...

承平天慶の乱がなぜ軍事貴族を輩出する契機となったのか

「武士の誕生」の真実(6)承平天慶の乱と軍事貴族

追加日:2022/01/19
これまでの歴史の理解では、中央政府の不安定化に伴って、武士が登場してきたというストーリーが一般的だった。しかし、近年ではそうした理解が見直されつつある。むしろ中央政府と兵にはある種の協力関係があったのである。兵はいか...

奥州十二年合戦、契機は辺境軍事貴族の「ルール無視」

「武士の誕生」の真実(7)奥州藤原氏と奥州十二年合戦

追加日:2022/01/26
「将門追討3人衆」の一人、藤原秀郷はその後、平泉を中心に11世紀ごろから勢力を拡大していく。その末裔にあたるのが藤原清衡の父親で、息子の清衡は「奥州藤原氏」の始祖となる。ちょうど同じ頃、俘囚の末裔で辺境勢力である安倍氏と...

「内乱の10年」制し成立した武家政権と封建制の歴史的意味

「武士の誕生」の真実(8)武家政権の成立と封建制の意味

追加日:2022/02/02
「内乱の10年」といわれる対平氏と藤原氏との10年にわたる戦いを制し、源頼朝による武家政権が成立する。その過程で「奥州合戦」に勝利し、その結果として与えられた「征夷大将軍」という名称が武家の正統なる官職として認知されてい...

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