10MTV サービス概要・会員登録 産経iD新規登録(無料)・ログイン
人間にとって「宗教」とは何か

人間にとって「宗教」とは何か

 
世界中に「宗教」があることは、考えれば考えるほど、不思議なことです。なぜ、人間は「宗教」を必要としたのでしょうか。また、「宗教」があることによって、人類社会はどのように発展してきたのでしょうか。宗教の本来の働きや、社会に根差した宗教の姿について深掘りします。

私たちにはなぜ宗教が必要だったのか…脳の働きから考える

進化生物学から見た「宗教の起源」(1)宗教の起源とトランス状態

宗教の起源について、進化生物学はどう考えるか。イギリスの自然人類学者ロビン・ダンバーの著書『宗教の起源』によると、宗教はヒトにとって普遍的な現象であり、そこには脳が大きな役割を果たしているが、文化の影響も否めな...
収録日:2023/12/20
追加日:2024/01/30
長谷川眞理子
総合研究大学院大学名誉教授

世界の宗教は死をどう考えるか…科学では死はわからない

死と宗教~教養としての「死の講義」(1)「自分が死ぬ」ということ

生き物はみな死ぬが、死ぬそのときまで、死ぬと思っていない。人間は死ぬとわかっているが、死は体験できない。科学でも歯が立たない。では、どうすれば死に向き合えるのだろうか。有史以来、営々と重ねられてきた「死」の思索...
収録日:2022/03/03
追加日:2022/04/11
橋爪大三郎
社会学者

数千年の歴史のなかで勝ち残ってきた文明が4つある

宗教で読み解く「世界の文明」(1)文明とは何か

文明とは、言語や民族によって理解できる文化よりも一段高いレベルにある、歴史上勝ち残ってきた大きな集団である。とりわけ宗教からこの4つの文明を把握することで、混沌とする現在の世界を理解できる。(2019年11月12日開催日...
収録日:2019/11/12
追加日:2020/04/26
橋爪大三郎
社会学者

古き良きヨーロッパのキリスト教社会が克明にわかる名著

渡部昇一の「わが体験的キリスト教論」(1)古き良きキリスト教社会

渡部昇一氏には、若き頃に留学したドイツでの体験を記した『ドイツ留学記(上・下)』(講談社現代新書)という名著がある。1955年(昭和30年)から3年間、ドイツに留学した渡部昇一氏が、その留学で身近に接したヨーロッパ文明...
収録日:2021/08/06
追加日:2021/10/23
渡部玄一
チェロ奏者

ムハンマドは神の啓示を受けた預言者で共同体の最高指導者

ムハンマドを知る(1)その役割と人物像

最近、イスラムが国際政治をにぎわすことが多くなってきたが、それに関連して「ムハンマド」という名を聞くことも多い。ムハンマドは、キリスト教のイエスや仏教の釈迦などと並び称される宗教リーダーだが、その役割には大きな...
収録日:2015/05/28
追加日:2015/06/22
山内昌之
東京大学名誉教授

神道とは何か――本居宣長が『古事記伝』で語っていること

日本文化を学び直す(9)神道と稲作農耕

神社も能と同じく霊力を人々に与える機能を持つと田口佳史氏は言う。神とは自然と一体となった見えない存在であり、そうした存在を感じる精神性が日本では重視されてきた。日本は稲作農耕社会になっても、そうした神との縁を深...
収録日:2020/02/05
追加日:2020/11/11
田口佳史
東洋思想研究家

関連特集

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙

こと座のベガや、さそり座のアンタレスが美しく輝く夏の夜に、ジョバンニ少年は「銀河鉄道」の旅に出ます。星々をめぐる旅の意味とは、いかなるものだったのか……。そのような…

いま真剣に「平和」を考える

ロシアによるウクライナ侵略、アメリカとイスラエルによるイラン攻撃。様々な「戦い」が目前で進行しました。戦争というものが、きわめて呆気なく始まってしまうようにさえ、…

令和8年上半期 人気ランキングBest10

気がつけば、令和8年ももう半年が過ぎました。恒例の大人気特集=今年1月から6月末までの人気ベスト10を紹介します。時の流れの速さは驚くばかりですが、時には一度立ち止ま…

中国古代史という「知の宝庫」

いうまでもなく、中国古代史は「知の宝庫」です。春秋戦国時代とはいかなる時代だったのか。なぜ、諸子百家ともいわれる思想家たちが百花繚乱のごとく現われたのか。史上初の…

「世界の神話」を知る楽しみ

神話を知る――そのことで、世界の見え方は一変します。やはり、どのような神話を信じてきたかによって、各地域の人々の文化も、精神性も、発想や考え方の基本も、歴然と変わっ…

祝日のない6月に「休み方」を考える

6月は「祝日」がない。子供のころから、そんな6月をうらめしく思ったことはないでしょうか。しかも季節の変わり目で、梅雨などの悪条件も重なる時期だからこそ、「休み方」を…

その他の特集

いま日本政治の「真の課題」は

国会では、あいかわらず些末とも思える「追及ごっこ」が止みません。しかし、そんなことをしているヒマはあるのか。いま日本は多くの重要な課題に直面しています。それぞれの…

「脳」の秘密に迫る

「人がなすことは全て脳の仕業」ともいわれますが、しかし、脳はいまだに多くの「謎」に満ちています。しかも脳のあり方が、ダイレクトに心や身体、つまり健康や行動にも影響…

地政学で国際情勢を考える

地理的条件から外交戦略や軍事戦略を考えていく「地政学」。この地政学が、国際秩序が大きく動揺しているいま、あらためて注目されています。たしかに、少し以前であれば、国…